子供を育てる上で大切だということは、いくら子供であっても個として尊重することです。ついつい親のエゴから子供に物事を押し付けたくなってしまいますが、それを受け入れるか否かは、その子供に選択権があるということを忘れてはなりません。人として生きていく上で大切なことは、頭ごなしに教育することが必要なこともあります。他人を傷つけてはいけないこと、卑怯なことをしてはいけないことは、親が率先して教育をしていなかければならないことです。しかし、躾以外に関しては、子供を個人であるということを認めてあげて、自由に選ぶためのサポート役に徹することです。子供がどんなおとなになるかということは、子供が選択していくものや事によって大きく変化していきます。その選択権は子供が有しているもので、親が手動して決めて良いものではないのです。そうした基本的なことを忘れずに子供を教育することは、子供の将来への選択肢を広げる事に繋がります。